【呪術廻戦考察】伏黒恵（ふしぐろめぐみ）を解説！血統と最期から伏線まとめ真のヒロインかを検証

2020年冬からアニメ放送され、週刊少年ジャンプで連載中の「呪術廻戦」。

3月4日には15巻とファンブックが発売された、コミックス累計3600万部を突破している大人気作品となっています。

少年漫画らしく正義感が強く真っ直ぐな主人公虎杖悠二。

その主人公と共に成長していくライバル的ポジションなのが、伏黒恵です。

「進撃の巨人」で言えばアルミン、「ドラゴンボール」でいえばクリリン的ポジションなのですが、いっぽうで「真のヒロイン」とも噂されています。

その意味とは何なのでしょうか？

さらに、作者から既に最期が決まっているとの発言も！

そして五条から直接聞かされると決まっている、伏黒の伏線とは？

「呪術廻戦」ヒロイン伏黒恵を順番に見て行きましょう！

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呪術廻戦考察｜伏黒恵（ふしぐろめぐみ）のプロフィール・身長・体重など

項目	内容
名前	伏黒恵（ふしぐろめぐみ）
名前の由来	術式媒体である影のイメージから
身長	175cmくらい。絶賛成長中。
等級	二級（1級審査中）
術式	十種影法術（とくさのかげぼうじゅつ）
領域展開	嵌合暗翳庭（かんごうあんえいてい）
趣味	読書
誕生日	2003年12月22日
食べ物の好き嫌い	生姜にあう物が好き。パプリカが嫌い。
担当声優	内田雄馬

都立呪術高専1年　伏黒恵。

主人公虎杖悠二と同級生で御三家のひとつ禪院家の血統を継いでいます。

「少しでも多くの善人が平等を享受できるように不平等に人を助ける」と言い切り、自分の良心に従い人を助ける事を信条としています。

両面宿儺を受肉した虎杖を善人だと判断し命を助けた伏黒の決断は、最終話まで二人の関係に大きな影響を与えると予想できます。

この二人の関係が「呪術廻戦」という作品のテーマのひとつ、と言えるでしょう。

呪術廻戦考察｜伏黒恵（ふしぐろめぐみ）の血統とは

伏黒恵は禪院家血統の伏黒甚爾（ふしぐろとうじ）の息子です。

つまり、御三家のひとつ禪院家の血統であり、同じく禪院家出自の先輩 禪院真希とは親戚となっています。

禪院家当主直毘人と甚爾の関係、さらに真希の父扇の関係が開示されていないので妄想ですが、恵と真希はイトコくらいの遠戚かなとイメージしています。

恵の姉津美紀とは、血は繋がっていません。

呪術廻戦考察｜伏黒恵（ふしぐろめぐみ）の術式を解説

伏黒恵の術式「十種影法術」となっています。

この「十種影法術」は、禪院家相伝の術式です。

江戸時代、同じ御三家のひとつ五条家と当主同士で御前試合を行った際、本気でやり合い相打ちで両名とも死亡したという事件が起こっています。

その時の五条家当主の術式が五条先生と同じ六眼持ちの無下限呪術であり、禪院家当主の術式が伏黒と同じ「十種影法術」であると分かっています。（14巻117話より）

つまり、五条先生と相打ちになれる可能性を持っている術式と考えられます。

最初に2匹の玉犬を与えられ、調伏しながら文字通り十種の式神を手にすることができる術式となっています。

「十種影法術（とぐさのかげほうじゅつ）」の式神を紹介！

「呪術廻戦」2巻表紙よりこれまでに登場した伏黒恵の式神を見て行きましょう！

１，玉犬

術師に最初に与えられる式神。

「白」と「黒」の２匹を与えられ、それ以外の術式は術師とこの玉犬で調伏していかなければならない。

「白」は破壊されその能力を黒が引き継ぎ、現在は「渾（こん）」一体となっています。

渾は特級呪霊に傷をつけるくらいの攻撃力を持っています。

２，鵺（ぬえ）

骸骨のお面を付けた帯電した大きな鳥で、空中戦で活躍する式神。

３，蝦蟇（がま）

大きなカエルで、釘崎を口の中にしまえるくらいのサイズです。

長い舌で、後方からの攻撃から伏黒を守ったり敵を拘束したりできます。

４，大蛇（おろち）

巨大な蛇。

玉犬や鵺のように両手で影絵を作る必要がなく片手で呼び出せることから、宿儺を奇襲し拘束まで達成した式神です。

１巻でも釘崎を助けたりと攻撃力もある式神でしたが、２巻で宿儺に完全に破壊されてしまいました。

５，満象（ばんしょう）

巨大な象。

大量の水を吐き出し攻撃したり、巨体から相手を押しつぶすこともできる式神です。

しかし呪力量の消費が激しいため、満象を呼び出す時は単体のみの顕現となっています。

アニメでピンク色をしている事が分かり話題になりました。

６，脱兎（だっと）

大量のうさぎ。

攻撃力は低いけれどその数から、目くらましや相手を撹乱する事で活躍する式神です。

７，八握剣異戒神将 魔虚羅（やつかのつるぎ いかいしんしょう まこら）

「呪術廻戦」7巻より歴代十種影法術師で調伏できた者がいないという十種影法術最強の式神。

14巻で登場しましたが、それまでにも何度か「布留部由良由良（ふるべゆらゆら）…」と呼び出し顕現しようとする展開はありました。

魔虚羅(まこら）の能力は「あらゆる事象への適応」であり「最強の後出しジャンケン」。

一度受けた攻撃は完全に対応できるようになり、さらに回復力も備えているため無敵となっています。

攻撃力もワンパンで宿儺を吹っ飛ばすくらいあります。

倒すためには初見の技で攻撃し続け致命傷を与えるしかないとされ、これまでに調伏できた者がいないというのも納得な最強な式神です。

８、９，１０

残り３種は最新話までは登場しておらず、謎となっています。

「十種影法術（とぐさのかげほうじゅつ）」のモデルから解説

｢十種神宝｣について

呪術廻戦読み直してるけどこれ八握剣ですな。最終的に十種神宝全部使えるとかなったら面白そう。 pic.twitter.com/zDGNdAMhr4

— JK2 (@hasumoto_) October 6, 2018

伏黒が使う｢十種影法術｣は｢十種神宝(とくさのかんだから)｣をモデルとしていると考えられます。

この｢十種神宝｣は、”剣が1種”・”鏡が2種”・”比礼が3種”・”玉が4種”の計10種の神器です。

そして、それぞれに紋様があり、伏黒が使う｢十種影法術｣の式神達にも同じ紋様が描かれていますね！

どの式神が｢十種神宝｣のどの神器に対応しているのか、それを解説しながら残りの3体の式神を考察していきましょう。

“剣”・八握剣

この｢八握剣｣ですが、｢十種神宝｣唯一の剣の神器となっております。

これに対応しているのが、｢八握剣異戒神将魔虚羅｣ですね。

名前にも記述されている通り、この神器をモチーフにしているのが魔虚羅でした。

余談ですが、｢布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)｣という祓詞には、人を蘇らせれる程の呪力を得る事ができると信じられていたそうです。

“玉”・道返玉

この｢道返玉｣と同じ紋様が入った式神。

それは、｢玉犬・白｣でした。

心を象徴とし、離れゆく魂を引き止めて元の場所へ戻すと言われています。

玉犬・白は、維持出来ないほどダメージをおって破壊されてしまいました。

現在は玉犬・黒と融合し、｢渾｣となりました。

“玉”・足玉

この｢足玉｣と同じ紋様が入った式神。

それは、｢玉犬・黒｣でした。

身を象徴とし、五体満足な状態にすると言われています。

この｢玉犬・黒｣は先程話した通り、白との融合で｢玉犬・渾｣になりました！

“鏡”・沖津鏡

この｢沖津鏡｣と同じ紋様が入った式神。

それは、｢蝦蟇｣です。

遠を象徴とし、栄誉と栄光をもたらし遠くを見る鏡とされております。

“鏡”・辺津鏡

この｢辺津鏡｣と同じ紋様が入った式神。

それは、｢満象｣です。

近を象徴とし、栄誉と栄光をもたらす近くを見る鏡とされております。

“玉”・生玉

この｢生玉｣と同じ紋様が入った式神。

それは、｢大蛇｣です。

生を象徴とし、生き生きとした活力を与える玉とされております。

“比礼”・蛇比礼、蜂比礼

詳細は分かっておりませんが、この神器に当てはまるのが、｢鵺｣と｢脱兎｣だと考えられます。

紋様がハッキリしていないため、確定とは言えませんが、”蛇比礼”が｢蛇のような這い虫を祓う｣とされています。

なので、地面に対応する｢脱兎｣が当てはまり、残りの”蜂比礼”に｢鵺｣が当てはまるのだと、考えられますね！

“玉”・死返玉、”比礼”・品々物之比礼

残された神器はこの2つ。

“死返玉”は｢死者を蘇らせれる玉｣。

“品々物之比礼”は｢死者をこの比礼の上に寝かせ、死返玉での蘇生術を行う｣とされているので、セットと考えられます。

この｢死者蘇生｣や｢蘇生術｣と言ったワードが”宿儺が伏黒を生かしている理由”なのかもしれませんね･･･！

モチーフとなる動物は分かりませんが、物語上、確実に宿儺関係で関わってくる事間違いなしです！

領域展開「嵌合暗翳庭（かんごうあんえいてい）」

領域内では術式が必中となる領域展開。

伏黒の領域展開「嵌合暗翳庭（かんごうあんえいてい）」は地面が影の海となり、自身の影を無尽蔵に登場する事が可能なようでした。

3体以上の術式を顕現することが可能なようであり、さらに自分の影分身を登場させる事も描写も。

影が媒体な伏黒らしい領域展開となっています。。

呪術廻戦考察｜伏黒恵（ふしぐろめぐみ）に残されている伏線とは

未登場な残り3種の術式もそうですが、姉津美紀やその他にも伏黒恵には残された伏線がいくつかあります。

特に今後の伏黒の展開については、先日放送された「漫道コバヤシ」にて作者芥見先生からいくつか語られています。

http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-mando-aka-50603

現在封印中の五条先生ですが、少なくとも今後登場し、伏黒と再会し会話することがありそうですね。

そこで13巻で目の前で頭を刺し死亡した「無敵のフィジカルギフテッド」な甚爾が父親であったと分かる事になるでしょう。

そして初期から仕掛けられていた伏黒の姉 津美紀が眠りから覚める展開が16巻136話にて登場しています。

これについては津美紀・小沢優子・沙織ちゃん・ふみがマーキングされ登場かにて考察していますので、見てみてください！

現在残されている伏黒の伏線をざっくりとまとめておきます。

呪術廻戦考察｜伏黒恵（ふしぐろめぐみ）は真のヒロイン？

2020年冬から放送されているアニメ「呪術廻戦」。

初回から登場している伏黒のまつ毛があまりにも長くさらに美しいため、「呪術廻戦の真のヒロイン」とネット上で評価されるに至りました（笑）

ただそのビジュアル以外にも、伏黒がヒロインと評価される理由はあるようです。

芥見先生が連載デビューする前の読み切り作品「No9」にて、同名のヒロインがするのです。

「伏黒恵がヒロイン」という理由は、ここにもありそうですね。

さて、今回は「呪術廻戦」伏黒恵について見てきました。

今後虎杖、とどのように再会するのか？

宿儺に求められるものとは何なのか？

さらに「決まっている」最期。

見逃さないように、最後まで見届けたいですね！＼(^o^)／

http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-cmic1-14-tobirae-50523
http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-uncollected-foreshadowing-42533/

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