「進撃の巨人」にはこれまでに、深い意味が込められたサブタイトルが数多く付けられています。
伝説の84話のタイトル「白夜」なんて泣けてきますし、2話「その日」に対比しての86話「あの日」なんて、たまらないですよね!
中には深すぎて「まだ目が見れない」とか意味が掴みきれないタイトルもありますが…
そんなサブタイトルで今回最新話第127話の「終末の夜」には、どのような意味が込められているのでしょうか?
本誌発売日は週末ではない月曜日だったので、「週末の夜」にはかかっていないですが・・・(汗)
「終末」とは、今がもう「最後の日」という意味なのか?
ではフロックと対決するであろう「今日」が最後の日となるのか?
検証してみましょう!
◆127話サブタイトル「終末の夜」の意味を検証!
127話のタイトルは「終末の夜」でした。
このタイトルを見た時に真っ先に連想したのは、第3話タイトル「解散式の夜」と第72話タイトル「奪還作戦の夜」でした。
同じような「○○の夜」というタイトルから、繋がりを感じますよね。
この第3話と第72話は対比されたタイトルとなっており、内容も対比的な部分が見受けられました。
第3話では夜に104期が騒ぎ、
次の日の朝には超大型巨人が襲来しました。
いっぽう第72話でも同じように104期が騒ぎ、
その後話し合いをし
次の日に決戦開始となりました。
3話と72話の「〇〇の夜」は、対比関係にあるのが分かりますよね!
そんな視点から見た時、127話はどうだったでしょうか?
104期が話をして
騒いでいましたが…
明朝に決戦、という展開は同じような感じですが、ちょっと違いますよね。
ある意味、このタイトルから決戦展開伏線のようにも受け取れますが、第3話と72話とは意味合いが大分違いますように感じます。
3話と72話のような対比関係は、127話には無いと言えるでしょう。
では「終末の夜」とは、他のタイトルとは関係なく、その言葉のままの意味で付けられたということになるのでしょうか?
ngkさんがそのままの意味だったら、という疑問をコメントしてくれました。
「終末=最後」という意味から、127話の夜が「最後の夜」なのか、という考察をされています。
これ、たしかにそのままの意味で受け取ったらそういう意味になりますよね。
ngkさん!
面白い考察をありがとうございます!
では、フロックと対決することになりそうな朝が「最後の日」となるのか?
さらに検証してみます!
◆127話最後の朝が進撃ラストデ-となるのか?
「終末の夜」がそのままの意味なら、この夜が最後の夜となるのか?
そして港に出発した明朝が最後の日となるのでしょうか?
終末=最後なのか?
ちょっと調べてみました。
「終末」の意味とは「物事が最後に行きつくところ。」となっており、慣用句としては「終末医療」とか「終末観」や「終末論」が挙げられていました。(goo辞書)
「終末医療」とは「重い病気の末期で不治と判断され治療よりも患者の心身の苦痛を和らげ、穏やかに日々を過ごせるように配慮する療養法。」の事を指しており、終末とは「終末期」を意味します。
つまりここでの終末とは、「日」ではなく「期」という感じになりますね。
さらに興味を引かれたのは「終末論」です。
終末論とは、歴史には終わりがあり、それが歴史そのものの目的でもあるという考え方であり、目的論という概念の下位概念。という意味の哲学となっています。
この考え方は社会が政治的、経済的に不安定で人々が困窮に苦しむような時代に、その困窮の原因や帰趨を、神や絶対者の審判や未来での救済に求めようとするのは、どこの文化でも宗教一般に見られるとされています。(Wikipediaより)
もちろんキリスト教や仏教にも見られ、北欧神話のラグナロク(神々の運命)なんて、まさにその考え方ですよね。
北欧神話のラグナロクは始まってからどれくらいで最後の日となったのかは分かりませんが、かなり長い戦いが繰り広げられており、一日では終わっていないだろうと察せられます。
さらに地鳴らしも一日では終わらないであろうと当サイトでも予想しており、2,3日は続くであろうと検証しています。
この事からもタイトル「終末の夜」の「終末」は「最後」ではなく「最期」くらいのイメージであり、意味としては「物事が最後に行きつくところ。」という意味なのかなと察せられます。
つまり、この夜が「最終的に行き着いた夜」という意味のタイトルということになりそうですよね。
敵同士だった者たちが手を組む夜が「行き着いたところ」なのであれば嬉しいですが!
今回の考察で、終末の夜とは最後の夜という意味ではなく、「行き着いたひとつの着地点が誕生した夜」という意味なのかなと感じました。
みなさんは「終末の夜」というタイトルをどのようなイメージで受け止めたでしょうか?
物語の終末が近いのは、間違い無さそうですが・・・
進撃の最後に行き着くところがどんなところなのか、最後まで見届けなきゃですね!\(^o^)/
→ 127話考察!ミカサの決心から答えを予想!違った結果が出るのか?
→ 127話考察!始祖エレンの地鳴らし進路とは?
→ 127話考察!アンカ死亡確定からリコ、キッツ再登場を検証!
→ 127話考察!ジャンのアニ「私は?」スルーを検証!
やっと見にこれた~。。
インターネットエクスプローラーのせいか、しばらくこのホームページが見れませんでした。
マイクロソフトエッジを使ったら見れて・・・感激しました。
新約聖書でいえば「ハルマゲドン」
終わりの時をまさに迎えようとする前夜
別なモチーフでは、多くの方が指摘するように「最後の晩餐」のイメージでもあります。
リヴァイを含めて12人 プラス ミカサはマグダラのマリア かな。
最後の一日に対する「前の晩」ではなく、アース団長がおっしゃるように「最期の時」に立ち向かう者たちの決意の「夜」なのでしょう。
そういえば、進撃の巨人自体も「最期の時」を迎えていますね。
はやく続きが読みたいです。
団長殿、いつも更新お疲れ様です。
今回のタイトルを見て自分も真っ先に解散式と奪還作戦が浮かびました。
ただ、これまでの時とは若干意味合いが異なる気もしますし、128話のタイトルがこれを受けて週末の朝になる事には違和感を感じていました。
そんな中、団長殿のタイトルの終末を「行き着いたひとつの着地点が誕生した夜」としたのは素晴らしい解釈だと思います。
進撃的時系列からしても今日1日で全てが終わるとは思えないし、終末と言うキーワードから連想する世界の滅亡みたいな救いの無い展開は見たくありません。
自分も終末論についてwiikiで調べてみましたが、今回のタイトルは「歴史には終わりがあり」の部分を指しているのではと感じました。
127話はハンジさんを中心にパラディ島とマーレの人間が食事をしながら、お互いに過去の歴史や自分達の行いについて話し合う場面が描かれました。
自分はどちらかと言うとマーレサイド的に解釈(調査兵団側はそんな事は考えていない)しますが、2千年続いた憎しみの歴史が終わった夜なのではないかと考えたいです。
ただ、sukekiyoさんがtwitterで取り上げていたフード理論考察にもあるように、シチューに一切手をつけなかったイェレナだけはまだなにかやらかしそうですね。
団長、新記事考察ありがとうございます☆
気になったので自分なりに調べてみたんですが、英語版のタイトルは「End’s eve」と違和感が無い様に思えました。
「End’s」の部分は普通に「終わり」の意味だけでした。
ところが…「eve」の意味合いが面白く、夕や夜は間違い無いのですが、「(祭り等の)前夜祭」の意味合いの方が本来の使い方みたいですね!
確かにクリスマス・イブ等が有名ですね!
英語は全く門外漢ですが、更に「evening」では無く「eve」なのが気になって調べてみたら、「アダムとイブ」と同じ「eve」なんですよね☆
しかも聖書でイブは
「神がアダムのあばらの一部から造った〈最初の女〉」
ともなっています!
始祖ユミルなのか、はたまた女型の巨人のアニなのか?
イブが最初の女なのに、タイトルではEnd’sが付くなら、「最後の最初の女」?
>更に「evening」では無く「eve」なのが気になって調べてみたら、「アダムとイブ」と同じ「eve」なんですよね☆
素晴らしいですね!
英語版タイトルの洒落ていますし、もしかしたら伏線的な意味もあるかもですよね。
管理人アース
このところ
・コロナウイルスの影響
・原油の増産
・そもそも元から高過ぎだった
このジェットストリームアタックで株価がとんでもない勢いで下がり
ニューヨークの取引が始まる時間(日本時間だと夜)には毎日のように「終末の夜」を迎えています
いくらなんでもだいぶ下がったし、もうこの辺りが『最後にいきつくところ』だろう…と思ったら翌日さらに下がったり 時々反動であがりますが
株ではこういう、下がりきったと思いきやまたさらに下がることを、二番底といったりします。
終末の夜に手を取り合った調査兵団とマーレ軍が再び壊滅状態に陥る『二番底の夜』が再来月あたりに来たりして……
>『二番底の夜』が再来月あたりに来たりして……
あり得ると思います。特に最近のコニーとジャンやアニの展開が死亡フラグに見えて仕方がないです(;´Д`)
管理人アース
アース団長殿、お疲れ様です。私も同感です。
妄想では、翌日夜から地ならしによる破壊活動が始まるのでは?と見ています。
今は歩いてるだけで、本格的な破壊活動には至ってませんよね。いよいよ踏み潰されるよ、くらいに思ってます。
おはようございます⛅️アース団長目が覚めてしまいました💦お仕事忙しいなか お疲れさまですはっ!
私が終末論と聞くと日本史で習う末法思想ですが 仏教用語で多分似たような意味だった気がします 大体の時期を表すような気がします(裏付けとってなくてすみません)1日で滅ぶのは止めて欲しいです ナウシカの巨神兵でも七日間かかっているので アース団長の言われるとうり終末期の夜なのでしょう “行き着いた最後の着地点”言葉を大切にされる諫山先生ならそういう感じにとらえられてる気がします
でも物語の展開上長い1日がこれからスポーツ漫画の様に始まるような気がするのも確かな気がします
そうなると心配なのはリヴァイ兵長ですね💦回復にもう一日欲しいですね 制圧したあと作戦を立ててるところで回復の為にしっかり グー していて欲しいです はっ!(団長もお休みにはグーなさって下さいね)朝から失礼致しました はっ!
こんばんわ!
いやぁすごいですね団長!
私も初めは単に最後の方の夜ぐらいの意味で捉えていましたが、まさか「最終的に行きつきたい夜」という意味になるとは…感激ですよ!!
私も進撃のラストは「森を抜けること」と考えていて、今話はそのためにも非常に大事な回と感じていたので、この団長のサブタイトル考察はその点すごくしっくりきますし、納得です。
いやぁ、いいこと教えていただきましたよ。127話がますます好きな1話になりました。
ちょっと終末論も気になりますし、自分でも調べてみようかなと。
余談…というより冗談ですが、団長の「週末の夜」がかかっているのではという考察は当たりかと思います。
発売日は関係ありませんが、週末つまり日曜日の夜を表していて、127話夜の人類滅亡の絶望感と週末の夜の休日が終わる絶望感をかけているのかと。つまりWミーニングですね。
>127話夜の人類滅亡の絶望感と週末の夜の休日が終わる絶望感をかけているのかと。つまりWミーニングですね。
たしかに日曜日の夜は絶望感がありますね(;´Д`)
週末=終末…諫山先生お得意なWミーニングという考察、面白いです!
あるかもですね(*^^*)
管理人アース
アースさんと同意見です。
この日の夜が最後の夜なら、ちょっと解決してない事が多い気がします。
ですので、私としては地ならしや、色々な今迄の事を悔い改めて、明日への再出発の夜と言う意味かなぁと…。
>今迄の事を悔い改めて、明日への再出発の夜と言う意味かなぁと…。
終末は物事が行き着くと言う意味からも「再出発」という意味もありそうですよね。
そういう意味の内容でしたし、そんな意味も持っていそうですよ!(*^^*)
管理人アース