呪術廻戦

【呪術廻戦考察】現在まで未回収伏線と未解明の謎まとめ【随時更新】

アース
アース
呪術廻戦の未回収伏線と未解明の謎をまとめました!

さりげない伏線からトンデモない伏線まで散りばめられているのが面白い呪術廻戦。

この記事を読むことで呪術廻戦の面白さが2倍にも3倍にもなるに違いありません!

呪術廻戦の最新話までの伏線やその回収状況、現時点での謎をまとめていきます。

随時更新&記事追加をしていきますので、ぜひみんなの考察もコメントでお待ちしています!

主人公「虎杖」に隠された伏線と現時点での謎

呪術廻戦の主人公である虎杖悠二(いたどりゆうじ)ですが、意外にも謎多き人物となっています。

虎杖についての伏線や現時点での謎をまとめてみました。

虎杖の両親と家系について

虎杖の両親と家系については現時点で謎となっています。

じいちゃんが死に際に虎杖に伝えようとしていましたが、虎杖は聞く耳を持たずで真相は闇の中に。

しかし、虎杖は両親に関して一度だけ24話で順平に母親について聞かれた時に言及している場面があります。

  • 母:あった事ない
  • 父:うーっすら記憶ある

虎杖はじいちゃんっ子であり、両親とはほとんど関わりがないことから、「ワケあり家庭」であることに間違いありません。

一般的に、両親にワケありな子供は、「母親はうっすら記憶あるけど父親はほとんど家にいなかった」的な感じですよね。

子供は母親から生まれるのに「あった事ない」はおかしな話です。

しかも虎杖はそのことを気にしていない(ようにしているだけ?)そぶりです。

両親の記憶関連の”縛り”がかけられているのかもしれません。

どちらにしても虎杖の両親や家系はかなりデカい伏線だと考えていいでしょう。



虎杖のズバ抜けた身体能力の理由

虎杖は人間離れした身体能力を誇っています。

  • 鉄球を30メートル投てきしてサッカーゴールを折り曲げる
  • 学校の4階の窓までダイビングジャンプで到達
  • 車並みのダッシュ力
  • 体格差のある東堂並みの馬鹿力

明らかに人間離れした身体能力を持っています。

虎杖の身体能力がなぜこんなにも人間離れしているのかは明かされていません。

呪術廻戦においてズバ抜けた身体能力を持っているキャラに「禪院真希(ぜんいんまき)」がいますが、彼女は天与呪縛により、生まれもつはずだった生得術式と引き換えに身体能力が向上しています。

なぜ、普通の高校生だった虎杖は人間離れした身体能力を持っているのでしょう。

虎杖の天与呪縛のフィジカルギフテッド説

上記のように、虎杖はズバ抜けた身体能力を持っています。

虎杖も天与呪縛により身体能力が向上している可能性が挙げられるでしょう。

第一話において、虎杖の異常な身体能力に対して「禪院先輩と同じタイプか」と感想を述べている。

ただ、管理人としては虎杖の天与呪縛のフィジカルギフテッド説には少し違和感があります

といのも、五条悟が禪院甚爾(伏黒パパ)と対峙したとき、五条は速攻で禪院甚爾が天与呪縛のフィジカルギフテッドだと判別しています。

なのに五条が虎杖に対しては天与呪縛に関して一言も言及していません。

虎杖が生まれ持った天与呪縛持ちなのであれば、五条が出会った瞬間にすぐ見破ることができるはず。

それを五条先生が虎杖の訓練をしているときに「頭ひとつ抜けてる身体能力」と形容している時点で天与呪縛によるフィジカルギフテッドの線は考えにくいです。

(もちろん身体能力の才能には何かしらの理由はあるとは思うのですが。。。)



虎杖の術式

虎杖は五条診断により生得術式を持っていないことを言われています。

ちなみに、これは虎杖が呪力を使えないということとイコールではありません

呪力 人間ならだれでも微量なりとも持っている
呪術 呪力操作によって得る能力・技
生得術式 生まれながらに肉体に刻まれる。作中で言われる「術式」の多くはこれを指す。
反転術式 生得術式ではなく呪力操作による呪術
天与呪縛 生まれながらに肉体に課せられた”縛り”

つまり、虎杖は生得術式は持っていないが、それ以外は可能性があるのです。

まとめると、

  • 虎杖は生得術式(生まれながらの術式)はない
  • 宿儺を取り込む前から呪いが見える=ある程度の呪力を操るセンスあり
  • 宿儺を取り込んだことで呪力もある
  • 呪力操作により呪力を扱うセンスあり
  • 今後は宿儺の術式が虎杖の肉体に刻まれる

こんな感じでしょうか。

虎杖は宿儺を取り込む前と取り込んだ直後の時点では術式はないものの、宿儺を取り込んだことにより術式も今後使えることは五条先生のお墨付きです。

また、反転術式や呪術に関しても、呪力操作の部類なので、虎杖が使用できるものになります。

虎杖の(今後使える)術式に関しては、下記がポイントになると管理人は考えます。

  • 虎杖に刻まれる術式=宿儺の術式なのか
  • 虎杖に刻まれる術式が宿儺派性の術式なのか

術式は「完全に同じもの」が遺伝するという描写は作中のどこにもありません。

つまり、虎杖に今後刻まれる術式が宿儺の術式と全く同じとは限らないわけです。

ということは、宿儺が使える技=虎杖が今後使える技とは断定できないのです。

さらに伏黒恵の言葉を借りるなら「術式の解釈は多様」なのです。

同じ術式が刻まれても、術式の解釈により違った能力が使えたり、遺伝や受肉の際に肉体に刻まれる術式は全く同じものとも限らないのです。

虎杖の術式については、「存在しない記憶」も併せて考察しつつ、今後の新しい情報が必要な考察になりそうです。



虎杖の正体

上記で解説の通り、虎杖には謎が多すぎます。

  • なぜ両親を知らないのか
  • なぜ異常に高い身体能力を持つのか
  • なぜ両面宿儺の器として機能しているのか

呪いの王である両面宿儺ですら、受肉後に虎杖に封じ込められた後に「コイツなんなんだ」と驚いています。

さらに虎杖の正体は五条悟の六眼を持ってしても解明できていません。

術式なし、天与呪縛なし(?)、一般家庭の家系でこのポテンシャルは明らかに呪術廻戦の世界でも特別です。

仮に虎杖がパンダのような呪骸で、夜蛾正道の作品だとしても、五条が「内側に呪いを宿している呪骸」と「人間」の区別もつかないポンコツだとは考えにくいですよね。(五条先生は適当だから可能性はある?)

もし夜蛾学長が黒幕で虎杖が学長が作った器なのであれば、五条が虎杖を呪骸だと認知したうえでストーリーが進んでいるはず。
(実際、「虎杖の宿儺適応→報告→規約違反→五条プレゼン→執行猶予」のプロセスは描かれていないので詳細がわからない)

虎杖の正体については、いろんな可能性が考えられるので、別の機会に考察してみます。

17巻で虎杖の正体が確定

17巻143話で虎杖の正体が「羂索から生まれた宿儺の器」だと確定しました。

脹相の「弟」発言を回収する素晴らしい展開ですが、五条の六眼で見抜けなかった事は謎となっています。

虎杖のプロフィール記事でも取り上げていますので、見てみてください。

http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-itadori-42870



「存在しない記憶」の術式

「存在しない記憶」が大きな伏線である可能性があります。

東堂戦、脹相戦で発動している「存在しない記憶」は虎杖の呪術である可能性あるので、詳しくは下記の記事で考察しています。

http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-sonzaisinaikioku-42492

【回収済み】脹相の記憶は家系によるもの

脹相の存在しない記憶は、143話で明らかとなった「虎杖の家系」によるものでした。

脹相と虎杖の血の繋がりが引き金となり、脹相に存在しない記憶を引き起こしたのだと芥見下々先生が明言しております。

ちなみに、東堂さんと虎杖の記憶は「ただの妄想」だったようですね・・・。

呪いの王「両面宿儺」に隠された伏線と現時点での謎

呪術廻戦における最も重要な呪いである「両面宿儺」。

現在は両面宿儺の指20本(死蝋)が特級呪物として扱われており、五条悟ですら破壊することができない代物です。

虎杖は宿儺の指を飲み込んだにもかかわらず、肉体、精神とも宿儺を制圧していることから、「千年に一度の逸材」とまで言われています。

そこで宿儺の指20本を虎杖に受肉させた上で、虎杖を殺すことで、宿儺を消滅させようと高専関連者はもくろんでいます。

この両面宿儺に関しては現時点で謎が多いので、まとめておきます。

両面宿儺の術式

両面宿儺の術式がどのようなものなのかは現時点で不明です。

両面宿儺は一度、領域展開で「伏魔御廚子(ふくまみづし) 」を発動して、特級呪霊を3枚おろしにしています。

しかし、あくまで目の前の呪霊をワンパンしただけの描写なので、現時点では宿儺の術式は未解明の謎となっています。

14巻119話にて、伏黒のピンチを救うべく宿儺は領域展開「伏魔御廚子」を発動し、ここで詳細が分かります。

宿儺は、「解(かい)」「捌(はち)」という二種類の斬撃を持っています。

呪力を持たないものには、通常の斬撃「解」が発動。

呪力を持つものには、「捌」が斬撃を浴びせる事になります。

宿儺の領域展開は、必中範囲である結界を閉じないことで底上げされ、半径200mまで広げる事ができます。

おそらくこの「伏魔御廚子」が宿儺の術式を反映していると思われますが、いっぽうで「開(フーガ)」という炎を使い技も見せています。

その正体と共に、まだまだ術式も謎と言えそうです。

http://onepiece.animenb.comjujutsukaisen-sukuna-prof-51699/



両面宿儺が伏黒を楽しみにしている理由

生得領域での虎杖と話をしている時に、「近いうちに面白いものが見れる」といい、そのために宿儺は虎杖復活を提案しています。

初めて宿儺が伏黒と対峙したときに、伏黒の術式と本気の力を見た時に宿儺はワクワクしており、現在の宿儺にとって唯一の楽しみです。

単純に強いやつが好きというだけかもしれませんが、ある意味伏黒のポテンシャルに対しての伏線なのかもしれません。

実際その後、宿儺の言葉をヒントに伏黒は影を使った新たな戦い方を編み出して「術式の解釈」を広げることに成功しています。

宿儺は虎杖と「1分間契約」をしており、その1分は伏黒との再会に使うと考えられます。

「天使」と「堕天」

199話にて、来栖華の身体の中で「共生」している”天使”の目的が『全受肉したプレイヤーの一掃』だと判明しました。

その中で、もっとも遂げておきたいと願うのが『”堕天”の討伐』。

しかも、虎杖の中に居る宿儺が自ら「”堕天”は俺だ」と明言したのです!

何故”天使”はそこまで”堕天”を憎むのでしょうか?

何故宿儺は”堕天”と呼ばれていたのでしょうか?

謎は深まるばかりですが、この情報はすぐに分かると思われます!

両面宿儺の残りの指の行方

宿儺の指は20本あります。

現在、17巻147話時点で15本取り込んだ状態だと考えられます。

両面宿儺に関してはこちらでも詳しく考察していますので、見てみてください。

http://onepiece.animenb.comjujutsukaisen-sukuna-prof-51699



人物関連の伏線と現時点での謎

呪術廻戦には「名前だけでているキャラ」やちょっと登場したけどよくわかっていないキャラがたくさんいます。

現時点で謎になっているキャラクターをまとめています。

釘崎の友達の沙織ちゃん

5話で釘崎の友達「沙織ちゃん」の名前が出てきています。

沙織ちゃんは釘崎の地元の友達で、東京出身の女の子。

沙織ちゃんは度々釘崎の回想に登場しており、今後の釘崎に重要な影響を与える人物の可能性が高いです。

http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-saorichan-44255

3年の秤(はかり)

五条は自分に並ぶ術師になる候補として、特級の乙骨と「3年の秤」を挙げている(それと虎杖)。

3年の秤は現在もまだ登場していないキャラですが、乙骨レベルで期待される人物です。

146話にて乙骨から「ノッている時は僕より強いよ」と発言がありました。

その時の気分によってだいぶムラがあるイメージ(汗)

153話にて秤が登場しています。

http://onepiece.animenb.comhakari-prof-54188/

乙骨優太とリカちゃんの現在

乙骨が現在何をしているかは明らかにされていません。

0巻までの乙骨の情報をまとめると、

  • 菅原道真の子孫
  • リカちゃんを呪いにかけたのは乙骨
  • 呪いをかけた乙骨が主従制約を破棄して解呪

本編では「今は海外でミゲルと行動している」という描写だけがあり、乙骨の現在については謎が多いです。

乙骨は特級ですが、それは特級過呪怨霊リカちゃんのおかげもあるのではないでしょうか。

そのため現在の乙骨がどれほど強いのかは謎です。

この辺りについてはこちらにて考察しています。

http://onepiece.animenb.comjujutsukaisen-okkotsu-prof-51682

天元様の正体

天元様は名前だけしか出てきていないものの、呪術界にとってはかなりの重要人物。

天元様の正体は現時点では未解明の謎となっています。

http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-tengensama-43205



特級術師「九十九由基(つくもゆき)」は呪詛師側なのか

九十九の現在の状況は明らかにされていないが、夏油(ニセ)側なのか、高専側なのかは明らかになっていない謎です。

九十九由基の正体については下記の記事で考察しています。

http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-tukumoyuki-44475

【回収済み?】九十九由紀は呪術師側の人間で虎杖たちに協力している

九十九由紀は現在、死滅回游編では虎杖たちに協力してくれております。

ニセ夏油の目的の1つである「天元様を使役する」ことを阻止するべく、脹相と共に天元様の警護をしていますね。

何やら九十九由紀は天元様と深い関係があるようですが、未だに謎に包まれています。



夏油に隠された伏線と現時点での謎

夏油は呪術廻戦における闇の主人公的な存在です。

夏油については謎が多くあり、今後明かされていくことになるでしょう。

現時点での謎をまとめておきます。

【回収済み】夏油が生きている理由と頭の縫い目

夏油は0巻で乙骨にたおされ、五条にトドメを刺されています。

しかし、本編の10話で特級呪霊とつるんで登場しています。

死んだはずの夏油がなぜ生きているのかは謎でした。

しかし、90話の渋谷事変で五条と再会した際に、頭がパカっと開き、謎の脳味噌に支配されていることが明らかになりました。

本編の1巻から登場している夏油のおでこの縫い目は夏油が何者かに乗っ取られている伏線であり、約2年のロングパス回収となります。

【回収済み?】死んだはずの夏油が復活した経緯

夏油はすでに死んでおり、今の夏油はニセ夏油であることが判明しています。

しかしながら、どういった経緯で夏油が復活したのかは明らかにされていませんし、今の夏油の肉体を支配しているのが何者なのかはまだわかりません。

ニセ夏油の正体

上記に付随して、ニセ夏油の正体もまだ不明です。

ニセ夏油の正体の候補はいろいろ考えられます。

  1. 天元様
  2. 加茂憲倫
  3. 宿儺の残り10本のどれか
  4. 九十九由基orその側近の誰か
  5. 百鬼夜行の際の夏油の側近の誰か
  6. 未登場の新キャラ

ニセ夏油の正体については別の記事で詳しく考察します。

http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-getou-42787

145話で偽夏油の正体が「羂索」と判明!

こちらでまとめています。

http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-nisegetou-kenjaku-51771



ニセ夏油の目的

夏油は特級呪霊と手を組んでいます。

漏瑚たち特級呪霊の目的は、「人間と呪いの立場の逆転」であり、その過程で呪術師に勝つ必要があります。

その方法を知るために漏瑚たち特級呪霊たちは夏油に接触しています。

つまり、「ニセ夏油の目的=漏瑚たち特級呪霊の目的ではない」ということです。

ニセ夏油としては、五条悟を封印するという利害関係が一致しているので、漏瑚たちと手を組んでいると考えて良さそうです。

夏油は漏瑚たちに呪術師に勝つ方法として、2つの条件を提示しています。

  1. 五条悟を戦闘不能にする
  2. 両面宿儺虎杖悠二を仲間にする

ニセ夏油はこの2つを達成することで自分の利害も一致するということになります。

しかし、ニセ夏油は「人間と呪いの立場の逆転」が起こり、呪霊が人として闊歩する時代は望んでいません。

「よく言うよ 呪霊の分際で」

呪術廻戦 16話

上記は呪術廻戦16話で五条に奇襲してボコされた漏瑚を助けに行く花御が夏油に何かを言った際の夏油の言葉です。

90話まで行くと夏油はすでに亡くなっており、ニセ夏油になっていることは明かされていますが、16話時点においてもすでに夏油の頭には縫い目があり、ニセ夏油であることは間違いありません。

「呪霊の分際で」という言葉はニセ夏油の言葉です。

だとすると、ニセ夏油は呪霊側ポジションではないということになり、まだ明かされていない別の目的があると考えるのが自然です。

【追記】

偽夏油の正体が羂索だと確定し、目的が「人類の進化」だと分かっています。

こちらでまとめています。

http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-nisegetou-kenjaku-51771



呪霊関連の未解明な点

呪霊関連の未解明の謎も多くありますので、ここでまとめてみます。

特級呪霊たちの黒幕となる呪霊

漏瑚たち特級呪霊には黒幕となるボス的存在がいることが明かされています。

自然災害系の呪霊は強力な力を持つことから、漏瑚達特級呪霊のボスも自然災害系の呪霊なのかもしれません。

http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-curse-boss-43731

呪胎九相図の残りの6体

御三家の一つである加茂家の加茂憲倫(かものりとし)が生み出した呪胎九相図。

すでに3体は真人により受肉され、登場している。

  1. 血塗(けちず)
  2. 壊相(えそう)
  3. 脹相(ちょうそう)

上記2体は虎杖&釘崎ペアにより倒されていますが、脹相は虎杖を追い詰めたものの、「存在しない記憶」により精神的にやられてしまい、逃亡中。

この3体は九相図の中でも1番〜3番で「特級扱い」とされていると作中で説明されています。

もしかすると、九相図のトップ3なのかもしれません。

その場合、すでにトップ3のうち2体は倒されているので、仮に残りの6体が居たとしても、脹相たちより弱い可能性があります。

だとすると、もう登場しないかもしれませんね。

144話にて、脹相より九相図の兄弟全ての名前が登場しました。

「忌庫には俺の弟達、膿爛相・青瘀相・噉相・散相・骨相・焼相の亡骸が在る」

亡骸と確定されたので、残り6人の兄弟は全て死亡していると確定でしょう。

ちなみにこの名前は仏教用語の「九相図」から来ています。

  1. 脹相(ちょうそう) – 死体が腐敗によるガスの発生で内部から膨張する。
  2. 壊相(えそう) – 死体の腐乱が進み皮膚が破れ壊れはじめる。
  3. 血塗相(けちずそう) – 死体の腐敗による損壊がさらに進み、溶解した脂肪・血液・体液が体外に滲みだす。
  4. 膿爛相(のうらんそう) – 死体自体が腐敗により溶解する。
  5. 青瘀相(しょうおそう) – 死体が青黒くなる。
  6. 噉相(たんそう) – 死体に虫がわき、鳥獣に食い荒らされる。
  7. 散相(さんそう) – 以上の結果、死体の部位が散乱する。
  8. 骨相(こつそう) – 血肉や皮脂がなくなり骨だけになる。
  9. 焼相(しょうそう) – 骨が焼かれ灰だけになる

Wikipediaより

10番目になるかもしれない虎杖は、「生まれ変わり」ということになるのか…

伏線としては回収されたことになりそうです。

呪詛師側との内通者(裏切り者)の存在

虎杖の任務にはことごとく、予定外の強い呪霊が意図的に放たれており、そのタイミングに限って五条悟は「出張」で出払っているのです。

呪詛師側に情報を流している内通者が高専内に2人以上いる。

その中一人は学長以上の上層部でもう一人がメカ丸であったと判明しています。

しかし、メカ丸は「みんなに会いたい」という理由(?)で真人の能力で天与呪縛によって使えない体を治してもらうという契約の元でスパイをしていました。

要はメカ丸は二重スパイです。

今後、焦点となるのは、もう一方(あるいは複数)の「学長以上の上層部」でしょう。

五条のスケジュールや夏油たちの襲撃計画のスタンバイを円滑に進めている学長以上の上層部によって操られています。



伏線らしき台詞&場面・テーマ

呪術廻戦のストーリーの大筋とはあまり関係がないかもしれませんが、気になる場面で未解明のコマもあるので、そちらも小ネタとしてまとめておきます。

0巻最終話で五条が夏油に言った言葉

0巻の最終話で乙骨に倒された夏油の元に五条がトドメを刺しにきました。

作中では初めて五条と夏油が親友だったことが明かされるシーン。

最後に言い残す事はあるか?

そう聞く五条に対して、夏油が答える。

ただ、この世界では 私は心の底から笑えなかった

それを聞いた五条は夏油にいいます。

傑(すぐる)

ーーー
ーーー

この台詞は縦線で伏せられており、なんと言ったのかわかりません。

しかし、その言葉を聞いた夏油の反応は、ポカン顔からの笑顔で「はっ 最後くらい呪いの言葉を吐けよ」でした。

この夏油の反応からして、夏油と五条の友情系の言葉だったと想定されますが、はっきりとはわかりません。

もしかすると今後回収される伏線なのかもしれません。

2021年公開が決定している劇場版で回収される可能性が、けっこうありますよね!

ここ、要チェックです!(*^^*)

魂と肉体の関係性

呪術廻戦では魂と肉体の主従関係が異なるキャラが多く出現しています。

  • 真人:魂優位
  • 夏油:肉体はそのままで魂のみ置換
  • 禪院甚爾:肉体優位
  • 天元様&天内理子:共存

魂と肉体、どちらが優位なのか、あるいは相互関係やイコール関係にあるのかは今後のストーリーに大きく影響を与える重要なテーマです。

言うなれば、今のニセ夏油は「完全にニセ夏油」なのか、「本来の夏油の影響があるのか」という話ができるようになるからです。

これは、宿儺を完全制覇した際の虎杖にも言える話です。

20本すべての宿儺を従肉した虎杖は宿儺なのか虎杖なのか。

このテーマは今後の呪術廻戦における重要な位置づけです。

これも時間がある時にゆっくり考えさせてください。笑



五条悟の「六眼」とはなんなのか

五条悟が最強となり得た条件の一つとして、「六眼」が挙げられています。

無下限呪術は扱いが難しいが、六眼があるおかげで五条は無下限呪術を扱い、最強となり得ています。

しかし、肝心の六眼がなんなのかは現時点では明らかにされていません。

「目がいい」と表現されており、具体的には下記のような能力がありました。

  • 呪力の感知能力が高い
  • 術式や天与呪縛などを見破る
  • 精密な呪力操作ができるようになる

「六眼」自体は五条悟しか持っていないわけではなく、「無下限呪術+六眼」がかなり珍しいということなので、無下限呪術持ち、または六眼持ちは五条家に存在している可能性があります。

106話で五条が封印された時に禪院が「五条家の衰退を肴に一杯・・・」と言っているくらいなので、「六眼」は五条家相伝の専売特許のような感じでしょうか。

ただこれは「六眼」持ちの五条悟が生まれたことで五条家の株が上がっているとも取れるので根拠としては弱いです。

145話にて、六眼について新たな情報が開示されました。

  • 「天元」「星漿体」「六眼』は因果で繋がっている
  • 六眼持ちは同時に二人は現れない

これは能力ではなく「六眼」自体の性質を表していると言えますね。

そしてイメージとしては、五条家以外からも六眼が現れるようなイメージを持ちます。

あくまでイメージですが。

六眼について、まとめておきます。

  • 呪力の感知能力が高い
  • 術式や天与呪縛などを見破る
  • 精密な呪力操作ができるようになる
  • 「天元」「星漿体」「六眼』は因果で繋がっている
  • 六眼持ちは同時に二人は現れない

五条悟の夢

伏線とはいえないが、五条悟には夢があることが明かされています。

クソ呪術界のリセット

そのプロセスとして、上層部を全員倒す選択肢も選べなくもないが、五条は「教育」を選んでいるんですよね。

「強く聡い仲間を育てて、呪術界をリセットする」

五条は高専の生徒たちの成長を通じて、呪術界をボトムアップで正す道を選んでいるが、最終的な終着点は現時点では不明確。

過去編での夏油とのやり取りから、少なくとも非術師と術師の共存路線であることは予想できます。

「五条の夢」についてはこちらでも考察しています。

http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-gojodream-57404/


じいちゃんの言葉の意味

じいちゃんが最後に虎杖に放った言葉には大きな伏線があると考えていいでしょう。

オマエは強いから人を助けろ
オマエは大勢に囲まれて
俺みたいにはなるなよ

じいちゃんの言葉は現在の虎杖の行動に呪いのように影響を与えています。

じいちゃんがこの時、虎杖に呪いを掛けているのではと考察します。

実際、虎杖は作中「こっちはこっちで面倒くせぇ呪いが掛かってんだわ」と言っている場面もあることから、何かしらの縛り付きの呪いをじいちゃんが残しているのかもしれません。

「大勢に囲まれて」は宿儺の指を20本受肉して、高専の仲間たちに殺される未来を表しているとも考えられます。

「俺みたいになるなよ」について考えてみます。

短気で頑固者、見舞いなんて俺以外来やしない
でもじいちゃんは正しく4ねたと思うよ

虎杖はじいちゃんの特徴についてこんなことを言っています。

短気=忍耐力がなく、我慢ができない
頑固者=自分の態度や考えを改めようとしない
見舞いなんて俺以外来ない=人間関係が良くない

俺みたいになるなよなので、反対にしてみます。

短気→悠長=落ち着いていて気の長いこと
頑固者→柔軟=物事に縛られず、臨機応変に対応できる
見舞いなんて俺以外来ない→仲間に囲まれる

まさに善人である虎杖を表しています。

じいちゃんの言葉は虎杖の行動指針を決める呪いなのではないでしょうか。

1話で百葉箱に特級呪物を保管した人は美々子と菜々子か

1話で特級呪物である両面宿儺の指が宮城県仙台市杉沢第三高校の百葉箱に保管されていました。

その回収任務を任された伏黒ですら、「馬鹿すぎるでしょ」という感想のレベルの愚行。

これは誰の手引きなのでしょうか。

17巻にて、虎杖の特性である「宿儺の器」が羂索によるものではと確定しました。

となると、虎杖が宿儺の指を取り込むキッカケとなった1巻1話で宮城県仙台市杉沢第三高校の百葉箱に入れたのも、羂索による仕掛けではということになります。

では、あの学校に羂索の工作員のような人物が入り込み百葉箱に指を入れたのか?

見直すと、1巻1話の学校のグラウンドに羂索の工作員らしき美々子と菜々子がいることを発見!

この辺りは美々子と菜々子のプロフィール記事にて取り上げています。

http://onepiece.animenb.commimikonanako-prof-54219/



【回収済み】禪院甚爾がわざわざ伏黒に婿入りした理由

禪院甚爾(パパ黒)は禪院家を出て伏黒家に婿入りしており、なぜ御三家を出てまで伏黒の姓を名乗るのでしょうか。

結論からお伝えすると、「恵を禪院家に売却して金を得るため」です。

禪院家は術式が大好きな家系です。

術式持ちの子供がいるならお金を出してでも禪院家に迎え入れたいという思惑があるのです。

つまり、禪院甚爾の子供は禪院家相伝の術式を遺伝する可能性が高く、もし子供に術式がうまく遺伝できていればおいしいということです。

禪院甚爾がそのまま禪院家に残って子供を産んでも、お金にはなりません。

戸籍をくらまし、「伏黒恵」という術式持ちの子供を引き合いにして金を得るというのがパパ黒の「最高のカード」です。

伏黒パパの現在の生死を恵は知らない

第9話で宿儺と戦闘中の伏黒恵の回想でこんな一文があります。

俺の性別も知らず、”恵”なんて名前をつけた父親は今もどこかでのうのうと生きている

一方で、単行本8巻で始まる五条と夏油の過去編にて伏黒パパである禪院甚爾は五条に倒されています。

その後五条は伏黒少年に会いに行き、父親について話をしています。

五条:で、そのお父さんなんだけど、僕がこ
伏黒恵:別に

真実を伝えようとした五条の言葉を遮る伏黒恵。

伏黒恵:もう僕たちは用済みってことで二人でよろしくやってるってとこだろ

一応この会話の流れでは、五条が倒したとまでは言っていませんし、伏黒も「どっかで適当に生きている」くらいの解釈をしていて、現在においても五条から伏黒パパとの一戦の話を聞いていないということも考えられます。(若干当初のミスっぽい感じもありましたが辻褄は合っています。)

95話で伏黒パパが術式で召喚されていることから、伏黒パパは確実に過去編で死亡しているでしょう。

復活した伏黒パパと伏黒恵は13巻111話で再会がしパパが自殺しましたが、恵は父だと知りません。

伏黒とパパについては漫道コバヤシに出演した芥見先生からこのように言われています。

  • 甚爾については五条から恵に伝えられるべき。
  • 甚爾と恵については後から追加予定。

二人の追加エピソードが楽しみです(*^^*)

虎杖の大人の遊戯事件

小沢優子のエピソードの際、虎杖が(周りの大人の事情を押し切って)「パ」から始まる遊戯での景品を袋いっぱいに詰めて登場したことで話題となりました。

ある意味これは芥見下々先生自身の伏線ではないでしょうか。

呪術廻戦ではところどころに現代社会の風刺的な描写があるように感じます。

腐り切った上層部のリセットなんてものはまさに現代に通じる部分があります。

つまり、この虎杖の大人の遊技場事件は芥見下々先生の社会へのアンチテーゼスタイルを示唆している伏線なのではと考えます。

意味不明ですね。すみません。笑



呪術廻戦の伏線・未回収の謎まとめ

呪術廻戦の著者である芥見下々先生は物語の大筋はすでに決まっていると言っている一方で、要所要所はインスピレーションで拡げながら描いているようなことを言っています。

ですから必ずしも全ての辻褄がぴったりと合うとは限らず、後付け的にいろんな解釈ができるような場面もあるとは思います。

それを踏まえても、とんでもない伏線の面白さがあったり、物語の展開に惹かれるので、間違いない名作であることは事実です。

今後も呪術廻戦の最新話での伏線回収やあらたな考察テーマが見つかったらこちらの記事に追記していきます。

アース
アース
結論、呪術廻戦面白すぎ!

呪術廻戦キャラクター考察はこちらから

アース
アース
呪術廻戦に登場するキャラクターのプロフィールや魅力を深掘りしている記事はこちらにまとめました!
キャラクター/登場人物まとめ

虎杖悠仁


虎杖悠仁

伏黒恵


伏黒恵

釘崎野薔薇


釘崎野薔薇

五条悟


五条悟

両面宿儺


両面宿儺

夏油傑


夏油傑

狗巻棘


狗巻棘

パンダ


パンダ

禪院真希


禪院真希

東堂葵


東堂葵

乙骨優太


乙骨優太

祈本里香


祈本里香

九十九由基


九十九由基

庵歌姫


庵歌姫

冥冥


冥冥

花御


花御

漏瑚


漏瑚

真人


真人

西宮桃


西宮桃

禪院真依


禪院真依

家入硝子


家入硝子

メカ丸


メカ丸

禪院直毘人


禪院直毘人

三輪霞


三輪霞

七海建人


七海建人

脹相


脹相

裏梅


裏梅

伏黒甚爾


伏黒甚爾

禪院直哉


禪院直哉

キャラ一覧


キャラ強さ

漫画集めはebookがおすすめ!
e-book

呪術廻戦は現在18巻まで単行本が発売しています。

今ならまだ全巻集めも10,000円程度でできるので、今後間違いなく伸びる呪術廻戦を追う準備はまだ間に合います!

漫画集めを電子書籍でするならebookを選んでおけば後悔はしません。

上の画像のように集めた漫画の背表紙本棚で達成感が得られるのはebookjapanだけです。

\月額料金無料/

ebookjapan

↑タップで公式サイトへ↑

http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-saorichan-44255/
http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-comic-tobirae-50687/
http://onepiece.animenb.comjujutukaisen-last-episode-44136/
http://onepiece.animenb.comjujutsukaisen-anime1-oped-51075/

POSTED COMMENT

  1. 和銀 より:

    こんばんは🌙アース団長
    時間が出来ましたので感想をと
    いろいろ伏線解説すごかったです( ;∀;)
    伏黒くんと伏黒パパの回収は14巻でありましたね

    じんわり感動しました 名字を聞いて安堵するパパ
    恵も自分がつけたと 困った伏黒パパさんでしたが息子の事は五条先生にたのんでいることから
    愛情が全くなかったわけではなさそうで…( ;∀;)
    ほんと細かい処までありがとうございます
    読みなおさなければと何ヵ所か思いました
    まだまだ読みが甘い‼️と気がつかされた所もあって
    そして相変わらず分かりやすいです😊 ほんとにありがとうございます🙇 またぼちぼち(のろのろ)追って行きます よろしくお願いいたします はっ!(^^ゞ

和銀 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です