チェンソーマン

【チェンソーマン】謎多き女性・レゼは何者?その正体やデンジに近付いた本当の目的も解説

チェンソーマンレゼ

チェンソーマン』は藤本タツキ先生原作のデビルハンターたちの戦いを描いたダークファンタジー作品です。

2019年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて第一部となる【公安編】が連載されていました。

現在は『少年ジャンプ+』にて、第二部となる【高校生編】が連載中で、2022年10月からはテレビアニメの放送もスタートしています。

そこで本記事では、『チェンソーマン』第一部公安編に登場する重要人物の一人である【レゼ】について紹介します。

主人公・デンジに近付いた理由や、レゼの正体をまとめた記事になっています。

プロフィール

名前
レゼ
所属
ソ連
年齢
不明
身長
不明
誕生日
不明
能力
「爆破」
趣味
勉強?
好きな物
面白いモノ?
声優
未確定

5巻40話から登場した謎多き自称女子高生

デンジとは、雨宿りのため入った電話ボックスの中で出会っていました。

美人で距離感が近く人懐っこいレゼを前にしたデンジは、マキマのことが好きという自覚を持ちながらどうしてもレゼにも惹かれてしまうのでした。

レゼの正体は爆弾の悪魔

その後、レゼのバイト先に通い親交を深めたデンジは、夜の学校に2人で忍び込み一緒にプールに入ったり、次の日には縁日に行ったりもしていました。

しかしレゼは女子高生なんかではなく、その正体は【爆弾の悪魔】で、デンジの心臓を狙う敵の1人だったのです。

そのためデンジとの接触は最初から全て計画されたもので、レゼはソ連が仕込んだスパイでした。

レゼの声を担当する声優

現時点(2022年10月現在)で、レゼの声優情報は公開されていません

レゼ編は単行本で言うと5巻の途中から6巻にかけてなので、今のところアニメでのレゼの登場はしばらくお預け状態ですね!

とはいえ、『チェンソーマン』は今超話題の注目作品なので、今後レゼがアニメに登場する可能性は高いと思います!

追加情報を期待して待ちましょう。

レゼの能力

【爆弾の悪魔】であるレゼは、デンジと同じく悪魔と人間が融合した稀な存在です。

そのため、デンジが胸のスターターロープを引くとチェンソーマンに変身するように、レゼは首元の金具を手榴弾のピンのようにを引くことで爆弾の悪魔・ボムに変身します。

作中で描かれたレゼの能力には

● 自分の手足を爆破させる近距離攻撃
● 指をパチンと鳴らすことで火花を飛ばす中距離攻撃
● 自身を爆破することで生じる爆風を利用した空間移動や飛行
● 自身の爆破の威力を打撃に上乗せして攻撃力を強化させる
● 身体の一部(指・頭部・四肢など)をわざと切り離し、個別に爆破させる
● 他の悪魔同様、受けたダメージは変身により再生・復活可能

といったものがあります。

汎用性の高い能力で戦場では優位に立つことが可能なものの、血液が不足すると変身できなくなるという特有のデメリットはデンジと同じく健在です。

また、水中で爆発することはできないので戦場やその時の自然環境によっては、不利になることもありますね。

ソ連持込みの徒手格闘

高等な格闘技術を習得済みで、人間の姿のままでも一般的な殺し屋相手なら余裕で勝てる位の実力は兼ね備えているようです。

この身体能力の高さは、ソ連で「モルモット」として実験材料にされていた頃に受けてきた訓練の賜物だと思われます。

レゼの強さ

レゼはデンジと夜の学校に忍び込んだ際、ある男から襲撃を受けましたが、人間の姿のままあっさりと勝っています。

そしてこのとき、襲撃した男と繋がっていた【台風の悪魔】と会話しており、恐れられていた様子から悪魔としてはある程度高い地位にいるようです。

デンジを襲った際は、レゼ相手に油断していたというのもありますが、サメの魔人・ビームの助けがなければ高確率でデンジの心臓は奪われていたでしょう。

レゼの正体を見破ったビームは酷く怯えながらもデンジを守るため攻撃に出ますが、一撃でやられてしまいます。(ギリギリで致命傷を避けることには成功)

そしてこの時ビームは、ボムのことを【銃の悪魔の仲間】だと口を滑らせてしまうのでした。

デンジとの戦いは引き分け?

爆弾の悪魔・ボムの姿となったレゼは、公安所属のデビルハンターを大勢殺しています。

また、応援に駆け付けた暴力の魔人は、初手でボムが格上だと確信し瞬時に戦略的撤退を選択しました。

ここまで圧倒的な強さを見せつけてきたボムでしたが、デンジは【水中では爆発できない】という可能性に賭け、レゼと一緒に水中へ沈むことで決着は付かず、引き分けとなっています。

デンジとレゼの関係

レゼがデンジに接触したのはすべて、デンジの心臓を奪いソ連に持ち帰るための計画によるものでした。

初対面の頃からボディータッチを繰り返しデンジへの好意を示していたのも、頬を赤らめた表情も、そのすべてが嘘。

訓練で身に着けた技術で、デンジを騙すためのものだったと51話でカミングアウトしていました。

それを聞いたうえでもデンジは、レゼを好きな気持ちが変わることはなく、一緒に逃げないかと提案します。

自分を殺すために嘘の好意を受けてきた相手に言える事ではないはずですが、デンジは本気でした。

約束通り、待ち合わせの場所でレゼの到着を待ち続けますが、結局レゼが現れる事はありません。

しかしその代わりに、元気を取り戻したパワーがデンジの匂いを辿って到着します。

レゼと駆け落ちする気満々だったデンジは、しかたなくパワーと共に早川家へと帰るのでした。

最後はどうなった?

デンジからの誘いを断り、待ち合わせの場所へは行かなかったレゼですが、実はデンジの元へと向かっていました。

しかし辿りつけたかったのはなぜか。

それは、あと少しのところでマキマと天使の悪魔に捕まり殺されてしまったからです。

レゼの前に現れたマキマは、レゼとデンジが夜の学校で話した【田舎のネズミと都会のネズミ、どっちが好きか】という話題を持ち出します。

その場にいなかったはずのマキマがその話題を知っていた理由は、彼女が支配の悪魔だから。

マキマは、学校での2人の会話を盗聴していたのです。

つまり、レゼはスパイとして完璧に行動できていたつもりでも、それは全てマキマには筒抜けだったということになります。

結局のところ、仮にあの時デンジの心臓を取れたとしても、その後マキマに殺される運命は変えられなかったでしょう。

公安対魔特異5課

このようにしてマキマに殺されたレゼですが、マキマvsデンジの戦いの中で【公安対魔特異5課】のメンバーとして復活させられています。

チェンソーマンとの対決には一瞬で敗れていますが、食べられて存在を消されたわけではありません。

そのためあの一件以降の存在については第一部完結時点で不明です。

名言・名シーン

メインで登場していたのは5巻の途中から6巻までと、登場回数自体はそこまで多くないレゼですが、その強さや行動から強烈な印象を残して去っていきました。

そこで最後は、そんなレゼの名言・名シーンを3つ紹介します。

①「デンジ君みたいな面白い人はじめて」

これは、デンジがレゼに好意を向けられていると勝手に確信した時に言われたセリフです。

雨宿りのために入った電話ボックスで、訳アリな雰囲気で泣きだすレゼを前にしたデンジは、直前に食べた花を吐き出して見せるというなんともめちゃくちゃな手品を披露します。

それにより元気を取り戻したレゼは、お礼がしたいからと自分のバイト先をデンジに伝えました。

そこになぜかレゼよりも早く到着するデンジ。

そんなデンジに驚きながらも喜ぶレゼは自己紹介を済ませ、この言葉を伝えるのでした。

これによりデンジは、笑ってくれて、ボディータッチをしてくるレゼが自分のことを好きなのは間違いない!と、謎の確信を持ち、簡単にレゼを好きになってしまいました

②「デンジ君、私の他に好きな人いるでしょ」

これは縁日の夜、打ち上げ花火を背景にレゼがデンジにキスをする直前に言った言葉です。

デンジの気持ちを見透かしていながらも、夜の学校やプール・縁日でのデートを楽しんできたレゼが、このような言葉を残してからキスをするとは、なんて甘く切ない展開なのか!と思いますが、やはりこの作品、そんな甘酸っぱい青春にはなりません。

突然キスされたデンジは、なんとそのままレゼに舌を噛みちぎられます。

何が起きたのかと混乱するものの、狂気的な行動はその後も容赦なく続き、レゼはデンジを殺しにかかるのでした。

直前まで自分に好意を向けていると信じていた女の子から殺されかけるとは、トラウマ級の出来事となるはずですが、そこはさすがデンジ!

戸惑いはするものの特別落ち込んだり、引きずったりすることなく、復活後ボムとなったレゼと全力で交戦しています。

積極的なレゼの行動に、多くの男性が憧れを抱いていたであろうタイミングでこの展開!非常に印象に残る名場面でした。

③「デンジ君ホントはね、私も学校いった事なかったの」

これは、マキマと天使の悪魔に殺されたレゼの最期の心の声です。

目と鼻の先にデンジが待っているというのに、直前で殺されてしまったレゼ。

デンジに接触したのは任務のためでしたが、全てを知った上で一緒に逃げてくれると言ったデンジに惹かれはじめていたのでしょう。

普通の女子高生のフリをして近付いたレゼでしたが、本当は「モルモット」と呼ばれる実験材料として扱われ続けてきた孤児で、国家に尽くすためだけに生かされた戦士でした。

そのため、当然学校にも行ったことがなく、辛い訓練しか受けていません。

そんなレゼがデンジと逃げることを決断したというのに、再会も果たせず殺されてしまうとは何とも切ないラストでした。

儚く散った爆弾の悪魔・レゼ

エピソードとしては比較的短めですが、レゼ編が特に記憶に残ったという読者も多いのではないでしょうか。

デンジへの恋心は全て嘘だったと告げたレゼでしたが、最期はデンジに特別な想いを抱いていたように思います。

その想いが伝わることなく無惨な死を遂げる結末はとても儚く切ないものでした。

第二部で再登場の可能性は?

一部で惜しまれながら散ってしまったレゼ。

そんなレゼは第二部での再登場は有り得るのでしょうか?

ここからは、その可能性について考えていきましょう!

可能性は有る

レゼの再登場の『可能性は有る』と考えています。

その理由として、「特異5課」として再登場した時、チェンソーマンと戦ったのですが、先程話した通り「食べられなかった」のです。

なので、「世界から消されていない」という事なので、『爆弾の悪魔は生きている』という事になります。

次に登場する「爆弾の悪魔」がレゼかと言われると厳しいところですが、「レゼの記憶を受け継いでいる」とすると感動の嵐ですね!

爆弾の悪魔・レゼまとめ

今回は、『チェンソーマン』に登場する「レゼ」について解説していきました!

「レゼ編」と呼ばれる『vs爆弾の悪魔』は少し短めな話しなのですが、それでも作中トップクラスの人気を誇っているレゼ。

かく言う私も好きなキャラであります!

やはり第二部での再登場に期待せざるを得ませんね。

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